ここ最近、改めてハッカ油の効能が注目されてきているのは皆さんもご存知ですよね。
あのツーンとした香りがたまらないと言う方もいるかもしれませんね。
虫除けを初め、色々なことに使える、ハッカスプレーの作り方を紹介したいと思います。
またハッカスプレーを手軽に水道水でも作れ掃除でも使って大丈夫なのか?などの疑問や効果などもまとめてみました!
ハッカスプレーの作り方
まずハッカスプレーの作り方です。
用途によってハッカ油の量を変えましょう。
【用意するのも】
- ハッカ油・・・消臭・殺菌用10滴、虫除け用40滴、制汗用5滴
- 精製水・・・90ml
- 無水エタノール・・・10ml
- 100mlスプレーボトル・・・1つ
※無水エタノールはなくても作れますが、ないと分離してしまい効果が薄れる可能性があります。
そのためハッカ油と精製水が混ざりやすくするために使ったほうが良いとおもいます。
また防腐作用があるため、全体の一割を目安に加えると持ちが良くなります。
※ハッカ油の成分のリモネンという成分はポリスチレン(PS)を溶かしてしまいまい、ポリスチレンでできたスプレーボトルは使用できません。
なのでスプレーボトルはガラス製か、耐油性、耐アルコール性の容器であれば良いでしょう。
【作り方】
1、最初にスプレーボトルに無水エタノールをいれます。無水エタノールはアルコールのため、引火性があるので火のそばで作業するのはやめましょう。
2、無水エタノールの次に、ハッカ油を使用用途に合わせた量を垂らします。肌が弱い方や小さなお子様と一緒に使う場合は半分くらいに少なくしても良いでしょう。
3、無水エタノールとハッカ油をいれたスプレーをよく振り混ぜます。
4、無水エタノールとハッカ油がよく混ざったら、精製水をスプレーボトルに入れます。
5、すべての材料をスプレーボトルに入れたら、フタをしてよく混ぜ合わせたら、ハッカスプレーの出来上がりです。
ハッカ油や精製水、無水エタノールは手軽に手に入る♪
ハッカ油や精製水や無水エタノールなんて普段使うものではないので知らなかったのですが、普通にドラッグストアで販売しています。
ハッカ油 600円前後
精製水 100円前後
無水エタノール 600円前後
お値段も全部買っても1300~1500円くらいなので、すぐ材料は揃えることができますよ!
ハッカスプレーを使用する際のポイント
- スプレーする前に容器をよく振って中身を混ぜてください。
- ハッカ油が目に入ると強い刺激を感じるため、顔にはスプレーしないようにしてください。
- 手作りしたスプレーは冷蔵庫などで保存し、1週間程度を目安に使い切りましょう。
猫や犬への影響は?
猫には絶対にハッカスプレーを使用してはおけません!
猫のような肉食性の強い動物は、ハッカ油に含まれる成分をうまく代謝できず、中毒を起こす恐れがあります。猫のほか、香りに敏感な小鳥、子犬、カブトムシなどを飼っている方は、ペットがいない場所で使うようにしましょう。
赤ちゃんや妊婦の方は?
ハッカ油は天然成分ですが、香りや刺激が強いため、乳幼児や妊婦さん、授乳中の方、お年寄りには刺激が強いので使用は念のため控えることをおすすめします。
水道水を使っても平気?効果は?
「精製水の代わりに水道水でも大丈夫?」
答えとしては水道水でも問題ないようです。
ですが、水道水にはカルキや塩素含まれているため、精製水に比べて不純物が多く保管には適さないので最低でも一週間以内には使いきるようにしましょう。
またハッカスプレーの香りが変わってしまうと感じる方もいるようです。
ハッカスプレーをどう使うか、また使う人の体質なども考慮して精製水にするか、水道水にするかを決めたほうが良さそうです。
ハッカスプレーは掃除にも使える!
ハッカスプレーは掃除に使うのに最適です。
キッチンのシンクの仕上げに使えば消臭効果が期待できますし、排水溝もスプレーをすることで嫌な匂いを消し、コバエ発生を防ぐこともできますね。
お風呂掃除やトイレ掃除に使えば、綺麗にしてくれると同時にハッカのさわやかな香りも残してくれます。
テーブルや床の拭き掃除にも使用すると殺菌・除菌することができます。
また、ソファーやカーテンなどの布製品にスプレーすれば消臭効果も発揮します。
ハッカ油を応用する
ハッカ油は他にも使い道もあります。
例えばお風呂に2~3滴たらすことによって、メントールの効果でひんやり感じます。暑かった日の体を癒すのに重宝します。
ただし入れすぎると寒くなってしまうので注意が必要です。
また、「家族みんなが入るお風呂にはちょっと…」という方にはシャンプーやボディーソープに1滴だけたらせば、自分だけのクールなバスタイムが楽しめますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ハッカスプレーは様々な使い道があり、とても使い勝手が良いですよね!
水道水でも作れるので、精製水で作ったハッカスプレーは肌につける用に、水道水で作ったハッカスプレーはお掃除用にと分けて使ってもいいですよね。
これを機に、一家に一本、ハッカスプレーを作ってみてはいかがでしょうか。