ハロウィンにりんごってなぜ?アップルボビングゲームが面白い!!

スウィーツ♡

日本では、ハロウィンといえばカボチャですよね。

ですが、欧米では実はりんごもなくてはならない存在なのです!

なぜりんごが使われているのか、どういうふうに使っているのか、調べてみました。

更にアップルボビングゲームというりんごを使うハロウィンの伝統的なゲームもあるので一緒に見ていっていただけたら幸いです。

なぜ欧米ではりんごをつかうの?

ハロウィンは、古代ケルト民族のドゥルイド教で行われていた「サウィン祭」が起源といわれています。

古代ケルトでは10月31日は1年の終わりで11月1日から新しい年が始まるのです。日本で言うと大晦日と元日でしょうか。

この10月31日に行われる「サウィン祭」は秋の収穫をお祝いする共に
死者の霊を迎える魔除けのお祭りでもあったのです。

その後、「サウィン祭」は、古代ローマやキリスト教等の影響を受け、
現在のハロウィンの形となりました。

その際、影響を受けた祭りの1つ、ローマの「ポーモーナ祭」は、ローマ人が11月1日に女神ポーモーナに豊穣を祈願するお祭です。

その女神ポーモーナのシンボルが、りんごなのです。

りんごは人と神を結び、魔除けにもなる神聖な果物とされ、ハロウィンではりんごが欠かせない存在となったのです。

 

 

アップルボビングゲームって何?

アップルボビングは、水を張ったタライにりんご浮かべ、手を使わずに口だけでりんごを取るという、ハロウィンの伝統的なゲームです。

ハロウィンとりんごの収穫時期がちょうど重なっているため、りんごをたくさん使うこのゲームが生まれたそうです。

時間内にりんごをいくつ取れるかを競うゲームと、りんごを1つ取るまでの時間を競うゲームとがあります。

占いに利用されていた?

ハロウィンの日にりんごを使い、占いもされていたそうです。

1つ目は恋占い

アップルボビングとほぼ一緒で、違う部分は、りんごに想う人の名前を刻みます。

それを手を使用することなく、口を使ってりんごを取れたことが出来た場合、その恋は成就する。というものです。

ただし回数を重ねるごとにその恋の成就は難しくなる。という意地でも絶対1回で取ってやろう!と思う恋占い。

4回目以降は、その恋は成就しないという占いです。恐ろしい!

 

2つ目の占いはりんごの皮占い

ハロウィンの夜中に、りんごの皮を細く切れないようにむいて、左の肩越しに後ろへ落とすと、その皮が将来の自分のベストの相手のイニシャルの形になるそうです。

3つ目の占いはりんごと鏡占い

ハロウィンの夜中に、鏡の前でりんごを食べて、最後の1口を残し振り返らずに鏡をみると将来の自分のベストの相手が鏡に写るというものです。

 

3つの占いはりんごがあればお家でも出来そうなので、ハロウィンの日に試してみても良さそうですね。

りんごのスウィーツ

ハロウィンに振る舞われる、伝統的なりんごのスウィーツもあります!簡単に作れそうなので、作り方も一緒に2種類を紹介します。

 

♡キャラメルアップル

キャラメルアップルは、りんごをキャラメルでコーティングしたお菓子で、プレーンタイプをはじめ、チョコレートやナッツをトッピングしたものもあります

【作り方(小さめのりんご4個分)】

①りんごは洗ってよく水気をとって、ヘタを取り、スティック(割り箸など)を刺しておきます。

②キャラメル200gと牛乳大さじ1を耐熱容器に入れ、電子レンジで1分加熱する。全体が溶けるまで、混ぜながら少しずつ加熱をする。

③りんごの表面に②をまんべんなく付け、薄く油をぬったオーブンシートに置き、お好みで、表面が乾く前に、砕いたナッツやカラフルなチョコレートスプレーなどで飾りましょう!冷蔵庫で冷やしかためたら出来上がり。

 

♡キャンディアップル

キャンディアップルは、りんごをシュガーシロップでコーティングしたお菓子で、日本でいうとの縁日で見かけるりんご飴のようなものですね。

【作り方(小さめのリンゴ4~12個分】

①りんごは洗ってよく水気をとって、ヘタを取り、スティック(割り箸など)を刺しておく。

②水120cc、グラニュー糖300g、コーンシロップ(水飴でも代用可能)60ml、食紅を適量、鍋に入れ、よく混ぜてから中火にかけてください。ポイントは、火にかけたら決してまぜないこと!

③煮詰まってとろみがでてきたら、少量を水に落として固さを見ます。すぐ固まれば、鍋を火からおろしましょう。

④りんごの表面に③をまんべんなく付け、薄く油をぬったオーブンシートに置き、冷蔵庫で冷やしかためたら出来上がり。

まとめ

いかがだったでしょうか?

欧米ではハロウィンとりんごは伝統的な繋がりがあり、人々に昔から親しまれてきたのですね。

ここ数年の日本のハロウィンの経済効果は、とても大きくバレンタインデーと同じくらいのイベントになりましたね。

派手に仮装するのも良いですか、お家で家族とりんごを使ってハロウィンを過ごしてみるのも悪くはないんじゃないでしょうか?